術後5&6日目

一日飛ばしちゃいました

 

5日目はいよいよ快調

朝の便通もどんどん痛みが消えていきます

さらにはズキューンの痛みも前日の三割引き

痛いのは痛いけれど、いよいよ完治も近いかなとウキウキしていました

運動もしておこうと一時間程度歩いたり、どんどん社会復帰が進んでいました

 

がしかし

世の中そう甘くない

 

4度目の便通後ですかね

ついでにお風呂に入った時、小指の先程度のちょっとしたでっぱりがありました

しかし冷静な私

これはいわゆるスキンタグ、皮のたわみであると判断して触らずに置きます

余裕の表情で12時ごろ睡眠

 

ところが夜中二時ごろ、お尻の疼痛に目が覚めます

原因はわからない

もしかしてあの突起か

お風呂でお尻を洗い、本日使わずにいたロキソニンを飲んで眠りました

 

そして6日目

何とも快適な朝です

昨日の夜のことは夢だったのかもしれません

ほうら、朝の便通だって痛くない

ズキューンの痛みも一気に減った

もはやトイレが楽しみです

これからはきっとバラ色の人生

さあ今日は何しようか

 

そんなことを考えてうろうろと部屋の中を歩き回っていた時でした

唐突です

3日前に感じたような強烈なズキューン

「ギエエ」と思わず声が出ました

触ってみるとお尻の突起がでかくなってます

しかもたわみという割には見事なハリ

これはスキンタグではないのかもしれない

一抹の不安がよぎります

 

そして夕方

三回目の排便です

まあ排便は痛くない

ただ、排便後に来るズキューンが尋常じゃなく痛い

血もペーパーをクっと抑えるとにじむ程度につきます

再び便所は地獄になりました

わずか一日でした

 

午後診察をやっている時間だったので、たまらずそのまま病院へ

先生に話すと「それはたわみだ」と笑っておっしゃいました

で、実際を見せてみると

 

「あ……逆から出てる……」

 

なんと、私が切ったのは体の左サイドの痔なのですが、どうやら右サイドの痔が出ていたようです

人間には三か所ほど痔ができやすいところがあるようで、そのうち一か所しか処置しなかったようです

でもなぜ手術したときに気づかなかったのか

人の尻開いて見たんだから気づくだろ絶対

たった一週間でしたが、痛みを思い出すと憂鬱になってきます

 

「手術ですか」

「まあ切るしかないね、月曜日また見せて」

 

情けなくなってきました

どうしてこんな思いをしなきゃいけないのでしょうか

こんなに早く強力ポステリザンのお世話になるとは思っていませんでした

幸せだったのはたった一日、それも比較的幸せだったというだけです

痛み無しは0日

悲しいという思いが来る前に、軽く涙があふれてきました

 

帰宅してポステリザンを使って痔を中にいれます

たいした大きさではないし、これまでの経験もあるのでスルッと入りました

傷口が怖くて触らないようにしていたのですが、いざ触ってみるとそこまで痛いわけでもありません

診察の時のグイッとされるのが一番傷に響きます

 

 

病院ですが、今まで通っていたところにはもう行かないことにしました

セカンドオピニオンを受けず、慌てて最寄りの病院に駆け込んで処置した私も悪いのです

これを教訓として、下調べをしたうえでもっと大きな病院に行くことにしました

大阪北逓信病院というところの評判がいい上、友人もここで手術を受けたことがあるようでした

もっと早くに知ってれば…

もう切る手術はしたくないのですが、薬で完治できるともあまり思えません

ジオン注射という処置方法があるので、そっちなら受けたいです

 

診察が怖いので、とりあえず手術痕の違和感が無くなったら行こうかなと考えています