再開
術後11日~13日目
思い切りまとめました
なんせ書くことが日に日になくなっていってるんです
言いかえればただの日常生活に戻っていってるということで
大変うれしいことです
11日目
朝、ようやく
とうとう待望の排便がありました
4日ぶりです
まあなかなかの量でした
硬さにだけは気を配り、寝る前にマグネシウム錠を飲んでいたので程よい硬さ
おかげでか、痛みはあまりありません
微量の出血がありましたが、糸がだんだんとけてきているから仕方ないのでしょう
排便後の洗浄は大変なので、ウォシュレットとお風呂をフル活用
ズキズキした感じの痛みと違和感がありましたが、まあどうにか抑えられる範囲だったのでそのまま自転車で外出
さすがにまだ立ち漕ぎメインですが、それでも少し痛みました
出血も若干増えた
これは調子に乗ったことが否めませんが、ロキソニンであっさり収拾がつきました
12日目
学校がありました
復帰後初授業ですが、座り方を軽く工夫すれば何とかなりそうです
ラーメン屋にも行きましたがそれも同様
クッションなしでもだんだん座れるようになってきました
お尻はというと、残った糸がチクチクとかゆいのなんの
肉をかりかりひっかくんですね
それがつらい辛い
でも軽く触ると痛いので、排便に伴う自然脱落に期待です
この日は排便なしでした
13日目
排便がありました
もはやこのブログ痔の治療でなくうんこを報告するだけのブログになってる
今日の排便は固く、そして太かった
それでも痛くはなく血もなかったので、かなり治ってきているのだと思います
ちなみに、私は力まず自然に排便を済ませる姿勢を模索、発見しているのでその甲斐もあります
その姿勢をせっかくなので記しておきましょう
まず、便座に足を開いて座ります
これが大事
足は開きすぎず閉じ過ぎず、肛門が開く程度の距離感です
そのままぐっと深く座って開いた状態のお尻を便座で固定
後は軽い前傾になるように姿勢を伸ばしてつま先立ちをします
これで力を抜いて排便すると、いきむこともなくすごく楽です
さらに悩まされていた糸もほぼすべて脱落
後は傷跡が完治するだけです
自転車は問題ないので、お酒も若干ですか解禁しました
といっても元々そんなに飲まない人間なのですが
段階的に解禁していこうと、今日はサワー一杯にとどめましたが問題はなさそうです
明日で痛みが消える目処の二週間
すっかり弱くなったとはいえ、まだたまに現れるズキューンさえ消えてくれれば、と願うばかりです
術後9&10日目
9日目
学校に行くか行くまいか悩み、結局行きませんでした
出席したかったけれど90分固い椅子に座りっぱなしというのは抵抗感があります
来週からは出席することとします
でも動かないのもいやといえば嫌なので、また駅までぶらぶら散歩
もう調子はいいのですが、たまーにチクチク痛む感じと結構断続的なかゆみがあります
痛みは大したことないしもういいんだけど、かゆみはまあまあ辛い
かゆいときに患部を掻くとほぼ100%ロクなことになりません
痛くなったりもっとかゆくなったり、なんなら出血したりします
だからじっと耐えるのですが、これまたつらい
軟膏を塗ってごまかしています
尻にあてたガーゼを見ても、ほとんど出血はなくなりました
何とも言えない色の滲出液が大半
なんならこれは消毒用のイソジン消毒液と軟膏が混ざった色で、実は滲出液なんてないんじゃないかなんて思っちゃいました
10日目
学校に行こうと思いました
まあ授業を受けるわけではないんですけど
行き道には自転車とバスを併用
細心の注意を払いました
調子に乗ったわけではありません
まあ大丈夫、といった感じでした
そして学校近所に住む友達の家へ
知らないところでうわさが独り歩きし、「尻から血を吹いて倒れた」などと言われていました
誤解も解け、しばらく遊んでいると外は土砂降り
帰れなくなってしまったのですが、さすがに長時間床に座っていると体勢を変えているとはいえ尻は少し痛み、そしてかゆくなります
これを耐えるのが一番つらかった
サッと眠る作戦でどうにか難を逃れました
ちなみに、便は両日とも出ていません
マグネシウムもなんだか馬鹿らしくなって止めています
怖さだけが募ります
いい加減怖くなってきました
術後8日目
二日連続のアルバイトに行ってきました
といっても試験監督だけなんだけど
向かう途中、河原で開催されていたマラソン大会に巻き込まれて遅刻しかけました
「逆走ですよ」って逆走じゃないんですよこれ
そんなこんなで軽く遅刻しそうにもなったため、やむなく小走りもしました
腕を振って足をあげてワンツーワンツー、というわけにはいきませんが気を使いながら走ればほんの少しなら問題なさそうです
アルバイトはまあ座っているだけなので大丈夫
帰りはバスを使いましたがこれはさすがにまだ少し響くので、まあまあな頻度で姿勢を変えました
それよりなにより怖いのは排便がなかったこと
残便感はすごくあるのですが、いざ便所に入るとすっと消えてしまう
今までは座った直後に出る、というのが多かったので不安です
ただ、今はいきむこともできないししたくもないので待ちます
糸がほつれてとけてくるころ、傷の腫れを便意と誤認してしまうことがあるそうで
その腫れが引くまでしばらくの辛抱というわけです
私は普段からなかなかの便秘もちで、一日二日でないなんてことはざらだったのでどーんと構えていたいと思います
でも固くなったらヤダなあ
術後7日目
術後5&6日目
一日飛ばしちゃいました
5日目はいよいよ快調
朝の便通もどんどん痛みが消えていきます
さらにはズキューンの痛みも前日の三割引き
痛いのは痛いけれど、いよいよ完治も近いかなとウキウキしていました
運動もしておこうと一時間程度歩いたり、どんどん社会復帰が進んでいました
がしかし
世の中そう甘くない
4度目の便通後ですかね
ついでにお風呂に入った時、小指の先程度のちょっとしたでっぱりがありました
しかし冷静な私
これはいわゆるスキンタグ、皮のたわみであると判断して触らずに置きます
余裕の表情で12時ごろ睡眠
ところが夜中二時ごろ、お尻の疼痛に目が覚めます
原因はわからない
もしかしてあの突起か
お風呂でお尻を洗い、本日使わずにいたロキソニンを飲んで眠りました
そして6日目
何とも快適な朝です
昨日の夜のことは夢だったのかもしれません
ほうら、朝の便通だって痛くない
ズキューンの痛みも一気に減った
もはやトイレが楽しみです
これからはきっとバラ色の人生
さあ今日は何しようか
そんなことを考えてうろうろと部屋の中を歩き回っていた時でした
唐突です
3日前に感じたような強烈なズキューン
「ギエエ」と思わず声が出ました
触ってみるとお尻の突起がでかくなってます
しかもたわみという割には見事なハリ
これはスキンタグではないのかもしれない
一抹の不安がよぎります
そして夕方
三回目の排便です
まあ排便は痛くない
ただ、排便後に来るズキューンが尋常じゃなく痛い
血もペーパーをクっと抑えるとにじむ程度につきます
再び便所は地獄になりました
わずか一日でした
午後診察をやっている時間だったので、たまらずそのまま病院へ
先生に話すと「それはたわみだ」と笑っておっしゃいました
で、実際を見せてみると
「あ……逆から出てる……」
なんと、私が切ったのは体の左サイドの痔なのですが、どうやら右サイドの痔が出ていたようです
人間には三か所ほど痔ができやすいところがあるようで、そのうち一か所しか処置しなかったようです
でもなぜ手術したときに気づかなかったのか
人の尻開いて見たんだから気づくだろ絶対
たった一週間でしたが、痛みを思い出すと憂鬱になってきます
「手術ですか」
「まあ切るしかないね、月曜日また見せて」
情けなくなってきました
どうしてこんな思いをしなきゃいけないのでしょうか
こんなに早く強力ポステリザンのお世話になるとは思っていませんでした
幸せだったのはたった一日、それも比較的幸せだったというだけです
痛み無しは0日
悲しいという思いが来る前に、軽く涙があふれてきました
帰宅してポステリザンを使って痔を中にいれます
たいした大きさではないし、これまでの経験もあるのでスルッと入りました
傷口が怖くて触らないようにしていたのですが、いざ触ってみるとそこまで痛いわけでもありません
診察の時のグイッとされるのが一番傷に響きます
病院ですが、今まで通っていたところにはもう行かないことにしました
セカンドオピニオンを受けず、慌てて最寄りの病院に駆け込んで処置した私も悪いのです
これを教訓として、下調べをしたうえでもっと大きな病院に行くことにしました
大阪北逓信病院というところの評判がいい上、友人もここで手術を受けたことがあるようでした
もっと早くに知ってれば…
もう切る手術はしたくないのですが、薬で完治できるともあまり思えません
ジオン注射という処置方法があるので、そっちなら受けたいです
診察が怖いので、とりあえず手術痕の違和感が無くなったら行こうかなと考えています
術後四日目
朝は8時に起床
父が「痛いなら再入院してもいいぞ」と声をかけてくれましたが呻いていたのでしょうか
私にはそんな記憶がないです
起きたらとりあえず便意
これは緩下剤である酸化マグネシウムを毎食後に服用しているからです
憂鬱になりながらも、急いでロキソニンと風呂の準備をします
しかし勝負は一瞬の稲光
朝ごはんがなかったので余っていたウイダーを流し込んでいるときでした
屁が出る感覚があったので、私はゆっくりと尻のゲートのロックを解きました
ゆっくり出てくる屁
痛い傷口
これは普段のことです
違ったのはその後
出てもなおズキズキとしみるように痛い尻
そして忽然と消えた便意
そうです
肛門投手、10年以上ぶりの敗戦です
幸いセットアッパーにガーゼ投手がいたので大炎上は免れました
仕方がないのでお風呂ですべてを清算
その時に私、ふと思いました
さっき漏らしたときは痛くなかったなと
昨日は排泄そのものが激痛だった
今日は脱糞、もとい排便後にうんこが傷にしみて痛んでいたわけです
つまり、もうすでに痛くないのでは?
次回の排便に期待がかかります
痛みはあるのか!そもそも成功するのか!
と、引っ張りましたが風呂から上がってすぐ時はきました
ガーゼ(しかも代用のコットンパフ)で軽々受け止められる量の脱糞ですから、脱糞というほどの脱糞でもないのかもしれない
おこぼれ程度です
つまり排泄欲求はほぼ満たされていないのです
結論から言うと
痛くなくなりました
しかも残便感は残るものの、量もそれなりに出て
傷にしみて痛いというのはありますし、この痛みだってまあかなりのものですが
・排泄が痛くないこと
・うんこした後尻から何も出てこないこと
この二点への感動がとにかくすごい
しかも今回は出血無し
ここでこそ兜の緒を締める時ではありますが、何かに勝利した気分でございます
結果として、今日は5回も排泄がありました
これは腹具合が悪いわけじゃなく、前述の緩下剤の影響と一回の排泄で全部出しきれない、出し切らない肛門事情があります
ちなみに肛門投手、今日は3勝2敗の荒れ模様でしたがガーゼ投手が2回とも後続を断ち切ったので大惨事には至っておりません
排泄は痛くありませんが、やはり傷口にしみるのとズキューンが痛い程度です
もはや便より尿の方が怖い
傷口にしみるのは擦りむいたところに消毒液をかけるあの感じの強いやつだと考えてください
そんなもんだから通常時のコンディションも悪くない
散歩で腸の動きを促進させるアシストもしました
階段を下りる一歩目、床に落ちたガーゼを拾えるくらい足腰を曲げた時にずきっとした痛みが走る程度です
痛み止めも基本的には必要ありません
人間の治癒力は侮れません
しかしここで油断するのは最もよくない
優しく面倒を見たいと思います
追記
術後、初めて自慰行為をしました
このことは乗ってるサイトが少ないのですが、誰しもが気になるところでしょうからあえて記します
痛みに耐えていた時はそんなことを考える余裕など一切ないのでかまわないのですが、痛みが徐々に引いてくるとそのたまった分が一気に押し寄せます
そこで物は試しとやってみたのですが
案の定、凄まじいズキューン
えげつない締めあげにあい、しばらく痛みました
やはり何事もひとまず冷静になること、これが重要です
射精行為はひどいズキューンが来るので、放尿後に痛みがなくなるまでは自粛するのがいいかもしれませんね